企業型DCはやるべき?
こんにちは!
育成社員のマックDです!
税理士法人ベリーベストでは、今年から福利厚生の一環として
「企業型確定拠出年金(企業型DC)」が導入されました。
企業型DCの加入は任意で、社員である僕らの判断に委ねられています。
そこで今回は「企業型DCのメリット・デメリット」を整理して、
加入すべきかどうかを考えます。
メリット
①強力な税制優遇
拠出時に全額が所得控除の対象になり、
所得税・住民税・社会保険料のすべてが減額されます。
運用益が非課税で、受取時にも所得控除が受けられるので、
非常に有利に資産運用することができます。
②高い拠出上限額
最大5.5万円(2026年4月改正後は、最大6.2万円)まで毎月掛けることができます。
当然ですが、拠出額が大きいほど、税制優遇によって受ける恩恵も大きくなります。
例えば、年収300万円で毎月5.5万円を拠出した場合には、
ざっくり15万円くらいの節税効果があります(筆者試算)。
③自分名義の資産
転職先の企業型DCやiDeCoへ資産を移換できます。
つまり、国民年金や厚生年金と違って「自分名義の資産」として管理できます。
デメリット
①60歳まで引き出し不可
原則として60歳まで引き出すことはできません。
つまり、将来どれだけ家計難に陥っても、DCの資産はあてにできません。
あくまで「老後のための資金」と割り切る必要があります。
②商品ラインナップが会社次第
会社が契約した金融機関のラインナップからしか投資対象を選べません。
低コストのインデックスが充実していれば恩恵大ですが、
そうでなければ期待利回りは下がります。
ベリーベストの場合は、有名な「全世界株式(オルカン)」や
「米国株式(S&P500)」が選べるので、問題ありません。
結論
個人的には、強力な税制優遇を受けながら老後のための資産運用をしたいなら、
絶対にやって損はない制度だと思います。
特に商品ラインナップが充実している会社であれば尚更です。
ただし、60歳まで資金が拘束されるのはデメリットではあるので
「今が何より大事!」という人には向かないかもしれません。
というわけで、今回はここまで!
また次回お会いしましょう!

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